香水マニアが選ぶ女性へのプレゼントにおすすめする香水ベスト3

6月も終わりに差し掛かりだんだんと暑さが増してきましたが皆さんどうお過ごしでしょうか?

今回は前回に引き続き女性用香水の紹介なのですが、今回はプレゼントにおすすめする香水を紹介していきます。

女性へ香水をプレゼントするというのは、ある程度知識が無いと中々ハードルが高いと思います。しかし香水ををプレゼントするということは、相手が身に纏う香りを選ぶという事になるので非常に特別感を与えられるのでは無いでしょうか。その手段を利用しないのはもったいないですよね。そこでそのような方の助けになればということで今回ランキング形式でおすすめを紹介していこうと思います。

ランキング選定の主な前回との違いや重視した項目を挙げていきます。

  • ほぼ全ての人に受け入れられる香りであること
  • プレゼントに適したボトルデザインであること
  • 一年中使用出来る香りであること

No,3 ルチアーノ・ソプラーニ ドンナ EDT

ドンナは香水に根っから否定的な人にも使っていただける香水だと思っていて恐らくほとんどの方が付けていても「何かいい匂いがする」と思うくらいで香水を付けていると分からないくらい自然な香りです。その故個性を主張したい方などには不向きな香水といえるのですが、プレゼントとしては最適だと思っています。価格も1000円代~と非常に手の届きやすい価格設定になっているので、ちょっとしたお礼や、お返しなどに使うこともできるのではないかと思います。

デメリットとしては、その安すぎる価格故に評価がされにくい事ですかね。

高価な香水=良い香水 安価な香水=悪い香水ではありません。また、高価な香水にも安っぽい香りの香水がありますし、安価な香水にも高級感のある香りがするものもあります。

香水の業界で有名なルカ・トゥリンも非常に安価な香水にも高い評価をしているものもあれば、高級香水にも酷評しているものもあります。なので安くても良いと思った香水があれば自信を持って使って下さい。価格だけに惑わされてはいけません。

僕はこのルチアーノ・ソプラーニのドンナは高級香水にも引けを取らないとても良い香水だと思います。

 

https://www.kawabe.co.jp/fragrance/LUCIANO_SOPRANI/DONNA.html

 

No,2 クリスチャンディオール ブルーミングブーケ EDT

ミス ディオール – 香水・フレグランス | Dior 化粧品/コスメ 公式オンラインブティック

 

ブルーミングブーケはアットコスメでベストコスメにも選ばれた事があるため恐らく知っている方も多いと思います。最近のドラマにも登場しており、香水をプレゼントするシーンがあったのですが、一瞬ボトルが映った瞬間にブルーミングブーケだと分かりました。(内心自分が気持ち悪いと思いました…)しかし「使ってみたいけど普段使いするには価格が高すぎる」と思われる方が多いようで、プレゼントするととても喜んで貰えます。

有名どころだとシャネルのチャンスオータンドゥルと比較されることが多いようですが、爽やかな香りなのは変わりないのですが、ブルーミングブーケの方が香りの印象が若々しいです。なので20代~30代の女性へのプレゼントにはマストな選択だと思います。

ブルーミングブーケの香りが嫌いと言われる方はほぼいないと言っても過言ではないのでプレゼントで失敗したくない方は是非ブルーミングブーケをプレゼントされて下さい。

No,1 エルメス 李氏の庭 EDT

http://www.maisonhermes.jp/feature/8757/

 一位はエルメスの李氏の庭です。理由は僕が一番プレゼントしたいと心から思う作品だからです。女性らしさやボトルデザインを比較するとドンナやブルーミングブーケの方が上だと思います。しかし自分がどの香水を一番プレゼントに使いたいか。と問われると間違いなく李氏の庭ですね。完全に主観になってしまいますが、やはり自分がいいと思ったものは他人にも勧めたくなります。香りは柑橘系の香りで嫌味のないとても爽やかな香りです。

まだ新しい香水ということもあり、知名度自体が高くなっていないのも大きなポイントだと思います。また香水のアカデミー賞と言われているフランスのFiFi賞でメンズ用、レディース用でダブル受賞という快挙を起こした香水でもあります。

過去の記事でも紹介したので是非見てみて下さい。

mensfragrance.hatenablog.com

今回は女性へのプレゼントにおすすめの香水を紹介してみましたが、いががでしたでしょうか。どの香水も爽やかで日本人に非常に受けのいい香りです。「香水をプレゼントしてみたいけど香りには好みがあるかなぁ」などと考えて香水をプレゼントすることをためらわれている方は是非僕を信じてランキングにある香水をプレゼントしてみて下さい。必ず喜んでもらえると思います。

この記事が参考になったなら嬉しいです。最後までお読み頂きありがとうございました。

香水マニアの僕がおすすめするレディース香水ベスト3

今回は香水マニアの僕が女性向けの香水で好きな香水を紹介していきたいと思います。ボトルを持っている香水は男性向けの香水が圧倒的に多いのですが、市場に出回っている香水の数は女性向けに作られたものが大多数を占めているのは言うまでもありません。そのため視野を広げていく意味でも女性向けの香水も嗅いだり気に入ったものがあれば買ったりしています。プレゼントに使えたりもしますしね。

今回は数百種類の女性向けの香水を嗅いできた僕が、おすすめの香水ベスト3を紹介していきたいと思います。

No,3 ジューシークチュール ビバ ラ ジューシー ゴールドクチュール EDP

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ゴールドクチュールは普段使いの香水というよりは寝香水として寝室などに使って欲しい香水です。「これは香水か!?」と思うくらい甘くて美味しそうな香りがします。一度嗅ぐと、しばらくしたらまた嗅ぎたくなる中毒性のようなものも持っていて女性の寝室からこの香りがすると変な気が起きることは間違いありません(笑)また香りの持続性も優れており、一度プッシュした香りが次の日まで持続します。

調香師はHonorine Blancで、イブ・サンローランのブラックオピウムシリーズを調香したのも彼女です。

Honorine Blanc

Honorine Blanc Perfumer Fragrance - Fashion Perfumes, Fashion Fragrances, Parfums, Scents

ボトルデザインも非常に凝っており可愛らしいデザインになっているので10代~30代の方までのプレゼントにおすすめします。

No,2 ロシャス トカードゥ EDT

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 トカードゥは僕が一番好きな香りです。基本ベースはバニラ、次いでフローラルが香るのですが、形容するならば女性のフェロモンに香りがあるならこんな香りだろうか。と思わせるくらいなんとも言えない妖艶な香りが隠れているのを感じます。一度廃盤になったのですが、ボトルがリニューアルされて再販売されました。もちろん自分用に即買いしました(笑)

調香師はMaurice Roucelでアムアージュ、ボンド・ナンバーナインと高級香水ブランドの調香も任されている人気の調香師さんです。

maurice-roucel

http://www.cafleurebon.com/interview-with-master-perfumer-maurice-roucel-last-tango-in-n-y-c-le-labo-draw/

No,1 トミーヒルフィガー トミーガール EDC

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 トミーガールはなんと、香りの帝王と呼ばれている生物学者ルカ・トゥリンが男性にもおすすめしているレディース香水で「トミーガールは値段の安さうえに不当な評価をうけている香水」とまで言わしめた程の香水です。恐るべし…。コロンなのですが、下手するとオーデパルファムのものよりも香りが長持ちします。それでありながらも香りは軽やかでさりげない香りです。メインノートは紅茶、次いでフローラルといった構成でよくレモンティーの香りと評されていますね。

周りの受け、完成度、持続性、価格の手頃さ、どこをとっても抜け目のない優秀な香水と言えますね。

https://www.fragrantica.com/news/Interview-with-Calice-Becker-3459.html

調香師はCalice Becker(カリス・ベッカー)で高級香水ブランドで知られるバイ・キリアンの調香を数多く手がけており、またトム・フォードのヒット作ブラック・オーキッドやベルベット・オーキッドも彼女の調香です。また今年パフュームスクールの校長にも任命されている非常に才能に溢れた調香師さんです。

www.ted.com

香水をあらゆる視点から知り尽くしているといっても過言でもない生物学者のルカ・トゥリンのTEDカンファレンスです。日本語字幕付きなので、この機会にルカ・トゥリンを是非知って下さい。

彼の香水を5段階形式で評価した著書です。訳の口調も面白く、悪いものには悪い。良いものには良い。と嫌味混じりに述べられていますので、文章としても面白く読めますし、買う香水の参考にもなります。(くれぐれも買いすぎには注意して下さい…)

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今回は女性用の香水を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。やはり男性は男性用、女性は女性用の香水だけに目を向けてしまいがちですが、異性の香水にも目を向けてみると面白い発見があったりします。

特に男性はもっと女性向けとして作られた香水にも目を向けてみるべきだと考えていて、市場の大半を占めるレディース香水からの発見は目を見張るものがあります。ちなみに僕は一番好きな香りがレディースの香水です。

女性の香水を試してみることで女性の視点から見た「いい香り」の傾向もなんとなく分かってくるため、自分の香水選びにもより客観性が生まれるのではないかと考えています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

香水のアカデミー賞 フランスのFiFi賞で快挙!エルメス 李氏の庭 レビュー

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遅ればせながらFiFi賞でなんと史上初の快挙を起こした香水を紹介します。

まずFiFi賞についてですが、FiFi賞とは映画でいうアカデミー賞歌でいうグラミー賞であり世界規模で行われている優秀だと認められた作品を表彰する祭典です。

その中でもフランスには香水の聖地、グラースという都市があり香水業界では昔から絶対的な場所として一目置かれる存在となっています。

もっともフランス、ドイツ、スペイン、イギリス、イタリア、日本、アメリカと世界中でFiFi賞が行われているのですが、受賞作品の半数はフランスで生まれたブランドが受賞しています。

そのためフランスのFiFi賞での受賞は特に特別な意味を持つのです。

そのフランスのFiFi賞で今回メンズ部門、レディース部門の両部門で大賞をとってしまったのがエルメスの今回で庭シリーズ5作品目となるエルメス李氏の庭です。

http://www.maisonhermes.jp/feature/8757/

 調香師は言わずと知れた、エルメスナイルの庭テールドエルメスを調香したエルメスの専属調香師ジャン・クロード・エレナです。多くのヒット作を生み出している人気の調香師さんですね。

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 The Diary of a Nose: A Year in the Life of a Parfumeur by Jean-Claude Ellena – review | Books | The Guardian

Jean-Claude Ellena: his book 'never sparks into life'. Photograph: AFP/Getty

 「池の匂い、ジャスミンの香り、湿った小石の匂い、スモモや金柑の木、巨大な竹林の香りを、記憶をたどって思い浮かべました。すべてがそこにありました。池の中でゆったりと百年の時を経てきた鯉までもが。花椒の茂みはバラのような棘を持ち、その葉はレモンのような香りを漂わせていました。私に残された仕事は、他のすべての要素も織り込んで、新しい庭をつくることだけでした。」

http://www.maisonhermes.jp/feature/8757/

公式サイトより李氏の庭を調香するにあたってのジャン・クロード・エレナの言葉です。

香りはエルメスの庭シリーズに共通する軽くて爽やかな香りで、

日本での受けも非常に良い香水といっていいでしょう。

アットコスメでも高い評価を受けていたので女性受けもよい香水とも言えるでしょう。

 

柑橘系の香りで強烈に香ることもありませんし、香水特有の甘ったるいわざとらしい香りもないので、スポーツやビジネスシーンにも向いた香りです。

これから暑くなってくる夏の季節に合わせて李氏の庭に挑戦してみるのも良さそうだと思います。

庭シリーズに強力なナイルの庭というライバルが存在するため日本での人気を獲得できるかが気になるところですが、フランスのFiFi賞でダブル受賞、日本でも受けが良いとなると手に入れてみる価値は確実にあると思います。

日本の新定番となりうるか。というのが楽しみなところですね。

ハイブランドの中でも頭一つ抜けたイメージのあるエルメス社の商品ですがクリードなどに比べると手の届きやすい価格設定ですので、ここも魅力的な面ですね。

また、発売から2年とまだまだ日が浅いため付けている人が少なく被りにくいというのも良いところだと思っています。ナイルの庭だと、そこらじゅうに同じ香りを纏っている人がいるため少し気が引けてしまうという方もいらっしゃいます。

 

ちなみに今回、日本のメンズ部門で見事大賞を取ったのは、クリード社オードパルファム ロイヤルメイフェアでした。

ロイヤルメイフェアとはイギリスのウェントミンスターに属する地区の名称で、
高級住宅街や、ハイブランドのブティックが並んでいるような、ハイセンスでエリートな香りをイメージしているそうです。

興味がある方は是非手に入れてみてはいかがでしょうか。

http://cafedesparfums.jp/brand/CREED/CRE-078-0748.html

クリードチャールズ皇太子のロイヤルワラントを冠する英国王室御用達の香水メーカーです。フルボトルとなると2万円以上~と高価格帯のブランドですが日本でもアバントゥスなどヒット作品を生み出してるのが印象的です。

 

今回はFiFi賞について触れてみましたが、日本ではFiFi賞自体の知名度がまだまだ低いというのが現状です。日本では「香水」といったワードを聞いて「香害」キザなイメージを思い浮かべる方が多くいらっしゃると思います。

実は僕もはじめはそうでした。しかし、香水の歴史や調香師さんの苦労など非常に考えられており、奥の深いものだということを知る機会があり、いままでのイメージが覆りました。

「こんな奥の深い文化が身の回りにあるのに楽しまないでどうする。」という思いで香水という文化をとても楽しんでいます。

日本人のイメージに根強くある「香害」を起こさずに香水を使うことは可能ですし、それはとても簡単です。

そんな現状で香水に悪いイメージを持たれてる方や香水という文化に触れたことの無い方にこのブログを通してぜひ香水を楽しんで貰いたいと願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

和の香り?香水マニアが選ぶ武蔵野ワークスの男性におすすめの香水ベスト3

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 皆さん日本の香水メーカー、武蔵野ワークスさんをご存知でしょうか。

数少ない日本の香水メーカーの中で自社で調香、製造、販売まで自社で一貫して行っている香水メーカーさんです。

日本のブランドであっても調香や製造は他社への委託であることがほとんどです。その点でも武蔵野ワークスさんは、販売までの全ての工程を自社で行っている非常にレアな存在であることが分かると思います。

またインターネットでも気軽に入手できるのも利点だと思います。

さらにボトルサイズもサンプルサイズの1ml、アトマイザータイプの4ml、フルボトルの25mlタイプと用途に合わせて選べるようになっています。すべてAmazonさんで入手できるのもいいですね。

 全体の香りの傾向としては非常にナチュラルで軽やかな印象を受けます。すべての香水がEDP(オーデパルファム)でよく目にするEDT(オーデトワレ)より強烈なのでは。と心配される方もいらっしゃると思いますが、香り自体はコロンのように爽やかです。やはり日本人に好まれる香りの傾向を非常に熟知していらっしゃると思います。

反対に海外のトップノートからラストノートへの明確な変化が楽しめるような重めの香水が好きな方は物足りなさを感じる方もいらっしゃるかと思います。しかし、どちらが優れていて、どちらが劣っているということはありません。

ただ日本人に「好印象を与えることが出来るのはどちらですか?」と問われると間違いなく、「武蔵野ワークスさんの香水です。」と答えますね。

武蔵野ワークスさんのホームページの言葉を僕なりに要約すると、ヨーロッパの香水は日本に持ち帰ると「違う」とか「強いかな」とか感じてしまうことがあったそうです。その経験から模索を重ねた結果、日本で素敵に香る香りは「優しい香り」という結論に行き着いたのだそうです。

その優しい香りを最も自然に実現しているものは、日本の花、和の花であると考え、和の花をもとに香水作りを行っているのだそうです。

そこで武蔵野ワークスさんの存在を、多くの方々に知って欲しいという願いで今回、香水マニアである僕が独断と偏見で武蔵野ワークスさんのラインナップの中から男性におすすめの香水ベスト3を紹介したいと思います。

 

是非参考にして頂けると幸いです。

では早速紹介していきたいと思います。

No,3 花火 EDP

人気の香り、香水&フレグランス通販「花火」フルボトル

 3位は花火です。実はこの花火公式ホームページによりますと2017年4月に廃盤になっています。購入出来ないものをランキングに加えるのもどうかと考えたのですが、本当に好きな香りだったので、素直にランキングに加えることにします。

再販して頂くことを願います…

香りは夏の風物詩である花火という名前の通り夏を連想させるような香りです。

ミントが終始強く香ってくるのでスーッとしたメントールが入ってるかのような感覚も覚えます。ラムネのような香りがするという意見もありますね。

 

No,2 白檀 EDP

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 2位は白檀です。英語にすると皆さんご存知のサンダルウッドです。サンダルウッドを主にした香水は有名どころだとディプティックのタムダオなどがあります。

しかし、これらサンダルウッドを主にした香水と謳ってある香水の中でもサンダルウッドの香りを純粋に楽しみたい方にはピカイチの香水だと思います。

やはりアロマオイルだと香りの持ちが短すぎるので白檀(サンダルウッド)の香りをファッションとして身にまといたい方は是非武蔵野ワークスの白檀を使ってみて下さい。

ビジネスマンのスーツスタイルにもおすすめします。

 

 

No,1 樹海 EDP

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1位は樹海です。

数多くある武蔵野ワークスの香水の中でも樹海は老若男女かまわず評判がよく、当ブログで頻繁に登場するクリスチャン・ディオールディオールオムコロン並みの超が付くほどの万能選手でもあります。ワンプッシュ程度であればどこに纏っていっても問題はないと思います。ですので、自分の香りとして周りに印象付ける用途にも使えると思います。

香りは、コメツガの葉の香りということですが、グレープフルーツが強く清潔感、爽やかさを感じる香りです。お風呂上がりのような香りという意見をもらったこともあります。フォーマルシーンにもカジュアルシーンにも相性がよく、香水選びに自身が無い方は僕を信じて樹海を買ってみて下さい。間違いはないはずです。

ちなみに武蔵野ワークスさんの人気ランキングTOP3は1位金木犀、2位白檀、3位沈丁花です。金木犀と沈丁花はレディース色が強いかなと思います。

 最後に、やはり香水は海外、特にヨーロッパの文化だという印象が根強く残っている一方で、インターネットなどで世界の文化を身近に感じることが出来るようになったことで男性が香水を使うという文化に対しても認識が変わり始めています。

メトロセクシャルが一般化し、男性が美容などに興味を持ち始めていることも大きな要因のひとつだと思います。

しかし私たちは日本人です。海外に目を向けながらも内側から盛り上げていくことが重要なのではないかと思っています。これから成長していくであろう日本の香水文化を皆さんと共に盛り上げていきたいと思っています。

 最後までお読み頂きありがとうございました。

香水マニアが選ぶビジネスにおすすめのメンズ香水ベスト5  オールシーズン

今回はビジネスにおすすめの香水を紹介してみようと思います。

日本では男性が香水を使う機会はプライベートがほとんどというのが一般的だと思います。しかしこのブログを見て下さっているほとんどの方が仕事をしている時間の方が長いと思います。

実はビジネスシーンにおいても香りは重要で、近年のモテる要素の最重要項目にも挙げられている清潔感を演出するのに非常に重要な役割を果たします。

清潔感を心がけているという人は増えてきているように感じますが、見た目ばかりに意識がいってしまい香りは盲目になっていることが多いと感じています。そのため盲目になっている人が多い分、差をつけやすいということにもなります。

しかしビジネスで使う香水というのはキザな印象を与えてしまってはいけないため、選ぶのに苦労するのも事実だと思います。

そこで莫大な数の香水を嗅いできた僕がビジネスシーンにおすすめする香水ベスト5を紹介します。参考にして頂くと嬉しいです。

選ぶにあたって重視した点は以下の3つです。

  • 清潔感を感じさせる香りであること
  • 一年中使えること
  • 被らない香りであること

では、さっそく紹介します。

サルバトーレフェラガモ エフ ブラック EDT

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写真は100mlボトル

香りの印象としては男のダンディズムを感じさせるような渋い香りで50mlで3000円前後と低価格ながらシックな香りです。付け始めと時間が経ってからの香りの変化も大きいため調香の変化も楽しめる香水になっています。ラストノートは有名な香水で言うとシャネルのブルードゥシャネルに似た香りです。

調香師はオリビエ・ポルジュでシャネルの専属調香師も務める有名な調香師です。

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Olivier Polge :: Perfumers :: Now Smell This

ゲラン ベチバー EDT

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写真は100mlビンテージボトル

写真のゲラン ベチバーEDTは、どうしても欲しくて新品を見つけたため即購入したビンテージボトルのものです。

ベチバーとはインド原産のイネ科の植物でシャネルのNO.5のベースノートにも使われている植物です。香水の歴史を語る上では欠かせない高級なウッディベースを演出するポピュラーな香料になります。

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Vetiver perfume ingredient, Vetiver fragrance and essential oils Vetiveria Zizanoid

 ベチバーと名の付く香水は数多くのブランドで展開されているのですが、ゲランのベチバーはその中でもオーソドックスなベチバーの香りがして、非常にフォーマルチックな印象の香りです。

そのためビジネスシーンでもビシっと決めたいと思った時や、かたい職種の方におすすめします。

クリスチャン・ディオール ディオールオム コロン EDT

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写真は125mlボトル

ディオールオムコロンはこのブログでも何度も登場している常にランキングの上位にランク付けしている香水です。

 

mensfragrance.hatenablog.com

 

 

mensfragrance.hatenablog.com

 

僕が一年を通して一番使用頻度の高い香水でこの記事のランキングの中では一番モダンな香りです。ダンディなイメージとは方向性が違って爽やかな印象の香りですが高級感も備えており系統は柑橘系です。お財布が許すのであれば、20代、30代の方には、このディオールオム コロンを一番おすすめします。

ノーティカ ヴォヤージュ EDT

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写真は100mlボトル

ヴォヤージュは非常にオーソドックスなマリンノートの香水で嫌いな人はいないと思います。価格も100mlで3000円前後と非常に安価で全世代の方におすすめ出来ます。しかし日本では、まだ知名度は無く、使っている方に会ったことが無いため、非常にラッキーに感じています。

調香師はモリアス・ルーセルで、あの世界一高価な香水メーカーとして知られるアムアージュの調香師もしています。

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http://www.cafleurebon.com/interview-with-master-perfumer-maurice-roucel-last-tango-in-n-y-c-le-labo-draw/

また、安価でオーソドックスな香水ですが、香水の業界でよく知られているルカ・トゥリンが絶賛している香水でもあります。

ルカ・トゥリンについてはぜひ過去記事をお読み下さい。

 

mensfragrance.hatenablog.com

エルメス テールドエルメス オートレフレッシュ EDT

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写真は125mlボトル

テールドエルメス オートレフレッシュ をベスト1に選んだ理由は僕がビジネススタイルに描く理想を全て兼ね備えた香りだと感じたからです。さり気ない上品さ、清潔感、男性らしさなど、光る魅力が多くあるのに、どこをとっても欠点がありません。香りはウッディとシトラスの調和された香りです。調香師は日本でも知名度のある香水を数多く手掛けているエルメスの専属調香師ジャン・クロード・エレナです。

現在オリジナルのテールドエルメスを使っている方にもぜひ使って欲しい香水です。

価格もこのランキングの中では一番高額ですが、その価格に見合うだけの価値を備えた香水だと思っています。

今回はビジネスにおすすめの香水を紹介してみましたが、いかかでしたでしょうか。どれも一年中通して使えるフォーマルな香りです。少しでも皆さんの参考になったら嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

ヤコブコーエンの香り!? サボン オネグ(SABON Perfume Oneg) レビュー

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mensfragrance.hatenablog.com

ぜひ前回の記事もお読み下さい。

 ヤコブコーエン好きの中ではヤコブコーエンのジーンズを買った時にジーンズから独特の香りがするのは有名な話です。しかし洗濯すると香りが消えてしまいますので、あった香りが消えてしまうと非常に恋しくなるものです。そこで、その香りに似た香水が存在すると話題になっているのが、このサボンのオネグ(パチュリ・バニラ)という香水です。伝聞で申し訳ないのですが、ヤコブコーエン側もよく問い合わせを受けているそうです。また、各店舗の在庫数が少ないのと、ネットショップで正規に販売していないのもあって倍近い価格で転売されているようです。僕自身も実店舗で購入出来たのですが、探し始めて購入するまで結構な時間がかかってしまいました。

香りの特徴

香りは、なんともいえないオリエンタルな香りで、この香りの虜になる方が続出しているようです。この雰囲気の大元を作り出しているのが、パチュリです。

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http://www.aromaticscience.com/category/patchouli/

よくエッセンシャルオイルなどにも利用され、催淫特性があるとも言われているシソ科の香料です。香水の香料にもよく利用されているパチョリですが、サボンのオネグはパチョリバニラを主の香りとして使ってあります。

肝心の僕自身が嗅いだ感想ですが、第一印象は「全然違う」でした。そうです、トップノート、ミドルノートは全然香りが異なります。バニラの甘みがかなり強く前に押し出してきてジーンズの香りとはまた違った印象を受けます。実はこの感じが長く続きます。ラストノートから次の日にかけてのドライダウンあたりのバニラの香りが抜けてきた辺りから正に同じ香りを感じます。早くこの香りを作り出す手段として、3プッシュ程してすぐに洗濯すると良い感じに香りが残るのでおすすめです。

ヤコブコーエンってどんなブランド?

ヤコブコーエンというブランド自体を知らない方もいらっしゃると思うので説明すると、インコテックス、ピーティーゼロウーノ、シヴィリアなどと並ぶイタリアのジーンズメーカーです。中でもヤコブコーエンは縫製など品質面で一歩先をいっているイメージです。

各会社非常に拘りを持っており特にシルエットは秀逸で、膝から裾にかけて急激に絞り込む事で美脚効果を狙ったシルエットになっています。「テーラード仕立てのスラックス感覚で履けるジーンス」でアイロンでセンタークリースをつけて履いている方もいらっしゃるくらいです。最近ファストファッションでも流行っているスリムテーバードシルエットのはしりも、これらのブランドからだと思います。

ちなみにこの記事のアイキャッチ画像に使っている僕の私物のヤコブコーエンのモデルはJ622というモデルです。裾幅が17センチととても細いながらもスキニー程ぴちぴちになり過ぎる事もないので本当に絶妙なシルエットでとても気に入っています。値は張りますが、ここまで生地、縫製、シルエットすべてに拘ったジーンズは無いと思います。是非一本履いてみて欲しいモデルです。

サボンのオネグ(SABON Perfume Oneg)は、 店舗で購入すると80ml5000円の商品ですが、非正規のネットショップや転売品を購入するとやはり倍近い価格になっていますので、どうしても欲しい場合以外には、これらでの購入はおすすめしませんが、サボンは現在30店舗出店しており札幌、仙台、金沢、東京14店舗、立川、横浜、大船、川崎、大宮、柏、静岡、名古屋、大阪4店舗、京都、神戸、岡山、広島、博多、熊本と数多く出店しているので近くに店舗があるという方や、用があって近くに立ち寄る機会がある方などで、ヤコブコーエンのジーンズの香りが好きでその香りをジーンズから香りが消えた後も身に纏いたいという方には是非おすすめ出来したい作品です。

紹介したにも関わらず購入が難しい商品で申し訳ないのですが、紹介する価値のある作品だと感じたので今回紹介してみました。皆さんの参考になったら嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

香水マニアが選ぶ夏におすすめのメンズ香水ベスト5

7月も終盤にさし掛かり、いよいよ夏本番が近づいて来ましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

まずはブログを3ヶ月も更新出来なかった事をお詫び申し上げます。この期間にアクセスして下さった皆様、本当に申し訳ありません。同時にありがとうございます。

この記事を読む前に是非お読み下さい。

mensfragrance.hatenablog.com

mensfragrance.hatenablog.com

 

遅くなりましたが今回は僕が選んだ夏におすすめのメンズ香水ベスト5を紹介したいと思います。では早速紹介します。

ヴェルサーチ マン オーフレッシュ EDT

f:id:MensFragrance:20160712174652j:plain※写真は100mlボトル

 実はこの香水には似ている香りがあります。日本でもベストセラーになっているドルチェ&ガッバーナのライトブルーです。それもそのはず、この2つの香水は調香師が同じです。

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http://www.marieclaire.fr/,olivier-cresp-parfumeur-questionnaire-de-proust,703857.asp

画像のオリビエ・クリスプです。

どうしても香水はブランドの括りだけで考えてしまいがちですが、調香師の括りで見てみると非常に興味深かったりします。この他にはクリスチャン・ディオールデューンオリビエ・クリスプの作品です。このように一人の調香師がドルチェ&ガッバーナ、ヴェルサーチクリスチャン・ディオールと数多くのブランドの香水を手掛けていることが分かります。

この香水を5位にしたのは、やはり非常に万人受けする香りだからです。また使っている人が少ないというのも大きな利点だと思います。実は日本で人気のライトブルーはウィメンズで、メンズのライトブルーは全く異なる香りですが別にあります。このマンオーフレッシュはウィメンズのライトブルーの本来のメンズ版のような感じで、少しムスク、シトラスを強くした香りでより夏を強くイメージさせます。ライトブルーの香りが好きな方なら、ほぼ全ての方が好きな香りだと思いますので、今ライトブルーを使っている男性の方にはぜひ一度試して欲しい香水です。

ブルガリ アクア アマーラ EDT

f:id:MensFragrance:20160712174546j:plain※写真は100mlボトル

4位は日本でも非常に香水のブランドとして馴染み深いブルガリの香水です。調香師は恐らくメンズ香水で日本一有名であろうブルガリプールオムも手掛けているジャック・キャバリエです。

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http://www.lesechos.fr/week-end/mode-et-beaute/actualites/0211143437285-le-dimanche-ideal-de-jacques-cavallier-2016236.php#

このブルガリのアクアには他にもいくつか種類があって、中でもアクアマリンはご存知の方も多いと思います。今回紹介するアクアアマーラはメンズのアクアシリーズでは最も新しい作品で2014年発表の作品になります。

香りの方向性は非常にはっきりしていて、オレンジの香りです。しかし、芳香剤などによくありがちな安っぽいオレンジの香りではありません。独特の苦味やエグみのようなものを感じ、オレンジの香りですが、上品さを感じます。価格も手頃ですので普段のローテーションに変化をつけたり、スポーツをする際や海に出掛ける際などに使用するのに最適です。

クリスチャン・ディオール ディオールオムスポーツ EDT

f:id:MensFragrance:20160712174549j:plain※写真は50mlボトル

3位はクリスチャンディオールディオールオムスポーツで2008年に発表されて以来、傑作として海外では非常に知名度のある香水です。香水業界でよく知られている生物学者で嗅覚の研究者のルカ・トゥリンが著書でスポーツと名の付く香水で唯一高評価を付けている作品です。彼が高評価をつけた中でも僕自身が一番共感が得られた作品がディオールオムスポーツでした。香りはレモン、ベルガモット主体なのですが、ラベンダーやサンダルウッドも強めに香るのでただの柑橘系の香水といった感じではなく、深みのある香りに仕上がっています。ですのでジャケットなどフォーマルな服装にも似合う香りです。

www.ted.com

ルカ・トゥリンのTEDカンファレンスです。非常に面白い内容になっていますので、時間がある方は是非ご覧ください。

彼の著書で1885種類の香水を5段階評価した本が出版されていますので興味のある方はチェックしてみてください。

日本でも有名なブルガリやシャネルの香水からクリード、バイキリアンなどニッチなブランドまで理由を添えて評価されています。特にクリードの香水の評価は興味深いです。クリードの香水が好きな方は驚かれるかもしれません。)意見が非常に辛辣で、好き嫌いがはっきり述べられていますので、非常に面白いです。また、好き嫌いだけではなく、品質や構成、歴史などにも触れられているので、いままでと違った視点から香水を見ることが出来るので勉強にもなると思います。

ヴェルサーチ プールオム EDT

f:id:MensFragrance:20160712174552j:plain写真は100mlボトル

ヴェルサーチ プールオムを2位にしたのは、香水をいままで使ったことがない方、香水の香りが嫌いという方に一番おすすめ出来ると感じたからです。この香水にも似ている香りがあって、下写真のシャネルのアリュールオムスポーツです。

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しかし、嗅ぎ比べたら明確に違いがあって、ヴェルサーチプールオムにはアリュールオムスポーツにある甘みがありません。なので、いい意味で香水っぽさが無いです。価格もアリュールオムスポーツの半分なので、価格の面から見ても、香りの面から見ても非常に手の出しやすい作品ですので、是非おすすめします。調香師もアルマーニのアクアディジオやカルバンクラインのシーケーワンなどを調香した有名な調香師のアルベルト・モリヤスなので信頼感も高いと思います。

クリスチャン・ディオール ディオールオムコロン EDT

f:id:MensFragrance:20160712175346j:plain※写真は125mlボトル

夏の1位はディオールオムコロンです。春のランキングに引き続きランクインしましたが、理由は非常に単純で、僕自身が一番使用頻度が高い作品だからです。この香りが嫌いという方は、ほぼいないと言っていいと思います。高級感のある柑橘系の香りが気に入っていて、フォーマル、カジュアルにも万能に使えるのも良い所だと思います。調香師はディオールオムシリーズ全般を手掛けているフランソワ・ドゥマシーで僕が一番好きな調香師です。日本でも非常に人気のあるレディースのミスディオールのブルーミングブーケを調香しているのもこの方です。

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 https://www.lvmh.com/behind-the-scenes/francois-demachy-at-parfums-christian-dior/

いかがでしたでしょうか?遅くなりましたが今回は夏におすすめの香水を紹介してみました。どれも他人とかぶらないおすすめ出来る香水です。この記事がみなさんの参考になったら嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。